■ 伝送損失とは ADSLでは信号が劣化することは先ほど書きましたが、その劣化の程度を数値として 表したものが伝送損失です。ADSLの周波数帯の中間に当たる160kHzの劣化の程度をdB(デシベル) という単位で表します。 ■ 距離にも比例する 伝送損失の割合は自宅からNTT交換局までのケーブルの距離にも比例します。 あまりに遠すぎると利用できない場合があります。 ■ 快適に利用できる損失の範囲 一般的に伝送損失20dB以下であれば、ほぼ理論どうりの値でインターネットをすることができますが、 40dB以上になると速度がかなり低下して10分の1くらいになってしまう場合もあります。 40Mbpsなどの高速接続の場合、低下する割合が1Mbpsなどの低速接続に比べて激しいです。 プロバイダー契約の時にはこのような要素が非常に重要になります。契約する前に必ず調べておきましょう。 もし伝送損失が大きかったり線路長が長かったりしたら、光ファイバーやケーブルテレビの導入も 考慮しておくと良いと思います。 TOPへ 前へ |